Singin' for you

時が過ぎて 大人になっても 大好きだよ

JUMPに24時間テレビは早すぎるのか?検証してみた。

Hey! Say! JUMPが2015年24時間テレビのメインパーソナリティーに

※表(2つ目)に訂正箇所があったので、訂正しました(2015.4.9更新)

24時間テレビメインパーソナリティー決定!」しかも、V6兄さんたちと!!

いや~この時がとうとう来てしまった。物凄く、嬉しい!!

 

素直に喜びたいところだが、ファンや一般、他グループ担の人から賛否両論があるようだ。

その中で多かったのは、「JUMPに24時間テレビはまだ早い」、「人数が多すぎ」、「JUMP単体でメインパーソナリティーをやれる力がなかった」という意見だった。

 

本当にJUMPは24時間テレビを務めるには早いのか?

気になったので、これまでのジャニーズグループと比較してみた。

 

▼デビューから24時間テレビパーソナリティーまでかかった年数順

f:id:kiratome:20150406142414p:plain

24時間テレビメインパーソナリティーの年は、初めて務めた年である。

 

1.Kinki KidsKAT-TUN…0年

3.SMAPTOKIO…4年

5.V6、嵐、タッキー&翼…5年

8.NEWS…6年

9.関ジャニ∞…7年

10.Hey! Say! JUMP…8年

 

JUMPはなんと10グループ中10番目という結果になった。つまり、早いわけではなく、むしろ、24時間テレビのメインパーソナリティーを務めるにはジャニーズ史から考えると一番遅いのである。

 

では早いという印象はなぜ与えてしまっているのか?彼らの年齢からか?ということで、24時間テレビ放送時(8月時点)での各グループの平均年齢を出してみた。

 

24時間テレビ初パーソナリティー時のグループの平均年齢(若い順)

f:id:kiratome:20150409211749p:plain

※JUMPは2015年8月時点での年齢で計算した。

※現在では脱退してしまったメンバーのいるグループも、24時間テレビを務めたころには脱退していなかったメンバーも含め、グループの平均年齢を出した。

 

1.Kinki Kids…18歳

2.SMAPKAT-TUN…21歳

4.嵐…21.6歳

5.TOKIO…23.2歳

6.NEWS、Hey! Say! JUMP…23.3歳

8.V6…23.5歳

9.タッキー&翼…25歳

10.関ジャニ∞…27.6歳

 

JUMPは10グループ中6番目という平均的な数字が出た。つまり、彼らの年齢が特別若いというわけではない。

 

では、なぜ早いという印象を与えるのか?

数字からみて、彼らが24時間テレビのメインパーソナリティーを務めるには早すぎる、ということは決してない。では、なぜ「まだ早い」という印象を与えるのか。

それはやはり、「まだ世間からの認知度が足りない」ということではないだろうか。

 

これはよく言われる話なのだが、ジャニーズに疎い人からすれば、JUMPは「山田とその愉快な仲間たち」に見える、というのである。あるいは、「JUMPは誰がいるか言える?」と聞けば、「山田、知念、裕翔、八乙女」(裕翔はドラマで、山田知念八乙女はスクール革命)あるいは上記のメンバーに薮くんが加わることもある(上の世代はYa-Ya-yahを知っている人が結構多いため)が、とにかくJUMP全員の名前を言える人はあまりいない。

そのような状況下で、JUMPは今年の24時間テレビのメインパーソナリティーをすることになったのだ。

V6兄さんたちと組むのも、上記のようにJUMPの世間からの認知度があまりないから、という理由もあるかもしれない。それを察して、ファンは「嬉しいけれども…複雑」という感情を抱いているのかもしれない。

歴代のジャニーズグループを見ても、24時間テレビというのは「世間的認知度&人気がすでにあるジャニーズ」が務めるものであり、24時間テレビを機に「世間的認知度&人気をこれから出させたいジャニーズ」が務めるものではなかった*1

その観点から見れば、JUMPは後者であり、「世間的認知度&人気をこれから出させたいジャニーズ」が24時間テレビを務めるのは、もしかしたら初の試みなのかもしれない。

 

先例のないパターンでの24時間テレビのメインパーソナリティー。不安を覚えるファンも多くいるが、私はこの「賭け」に期待をしてみたいと思う。JUMPなら、きっと、24時間テレビを支えるだけの実力があると、信じているから。

*1:嵐は、24時間テレビより1年後に放送された『花より男子』にメンバーの松本潤さんが出演したことがきっかけでブレイクしたと言われている。