Singin' for you

時が過ぎて 大人になっても 大好きだよ

『Ultra Music Power』から8年。

11月14日は、JUMPがCDデビューしてから8周年記念だった。

いまから8年前の2007年11月14日も確かに私は八乙女担だったのだが、この当時の自分の心境については過去記事に書き連ねてあるので、今回は前と同じようなことは書かないつもり。

 

JUMPがデビュー当時、学校の給食の時間でやたら放送委員が『Ultra Music Power』を流していた。女子も男子も知念くんの「風を切れ~~~」がお気に入りで、そのパートになると叫んだりしていた(笑)。なので、私の世代の人はカラオケに行くと非ジャニヲタでも結構歌える。UMPは歌える。盛り上がる(確信)

私の周りではデビュー当時山田くんがやっぱり圧倒的人気だった。Ya担意識が強かった私はJUMPのことでワイワイキャッキャしている人たちを他人事のように見て会話には入ろうとしなかったのだが、楽しそうに話している彼女たちをみて羨ましく思ってもいた(不器用)

 

とにかくUMPについて当時の私が思っていた感情は、

 

「サビで光くんいないんですけどーーーー?!」

 

人数が多いことが引き起こす悲劇。当時探すのに必死になった。見つけたけど、ほとんど隠れとるがな!!

デビュー曲のサビで光くんは一旦消える(笑)。今ではこんな軽く言っているけど当時の私はもうそれが受け入れられなくて、受け入れられなくて。

楽しそうにワイワイキャッキャしてる人たちを見て、伊野尾担の先輩とめちゃめちゃ嘆いていた。彼女は「慧くんのこれからの扱いを考えると、未来が明るくない気がして辛い」って言っていた。私も「薮と光がまさかのあんな後ろで辛いです。」みたいな会話をしていた。その先輩とはもう連絡は取ってないのだが、今の伊野尾くんの快進撃をどう思っているのかちょっと気になっている今日この頃。

 

UMPのPVや音楽番組での薮くん光くんの扱いにどうしてもずっと見ていられる忍耐力がなく、そこからほんとうに完全シャットアウトしてしまった。だからそれ以降から出戻りまでのやぶひか・JUMP事情はかなーり白紙状態。そんな自分だったから、当時からずっと応援してきている人は本当に凄いと思う。応援し続けるだけの、見届けられるだけの勇気が当時あれば…って後から何度も何度も後悔した。

 

それだけJUMPのCDデビューにあまりいい思いを抱いていなかったような奴が、現在JUMPが魅せてくれる世界に魅了されている。本当に不思議である。


JUMPのパフォーマンスも、メンバーどうしの関係性も、一人一人のパーソナリティーも、本当に大好きだ。


それだけ自分は大好きなJUMPなのだが、非ヲタの子たちのJUMPの記憶はどうやらつい最近までUMPで止まっていたらしい。それがやっと24時間テレビ出演や個々の活動に光が差し込み始め、非ヲタの人たちの中のJUMPの時計の針が、動き始めた。


正直な思いを語ると、私はまだJr.グループを解体してまでJUMPをデビューさせたことに、100%腑に落ちているわけではない。

だけどまだ完全に腑に落ちていないことに、ある意味可能性を感じてる。JUMPの伸びしろはまだまだたくさんある。100%腑に落ちることはたぶんないけど、でも「JUMPがデビューして、よかったな」と心の底から思えるその日まで、私はJUMPの活躍を見届けたい。


彼らは最近特に10周年を意識しているようだが、この2年でどう変わっていくのだろう。私はその加速度にいったいどこまでついていけるのだろうか。

そんな不安も確かにあるけど、それ以上に彼らが見せる未来がどんなものかワクワクしている。



2007年11月14日の私に、伝言。

「薮光は望んでいたのとは違う形になった。

JUMPという新しい乗り物は過酷で険しい道ばかり走るけど、でもその中で彼らは確かに大きく成長して磨かれていった。だから、大丈夫。

その手をしっかり掴んで、離すなよ?」